よくある質問～高圧洗浄

2021年02月18日(木)

足場が設置されて、塗装工事がスタートすると、初日は高圧洗浄でございます。

その名前の通り、家をまるごと洗うのでございます。
美容室行って、カラーやパーマする前に、きれいに仕上げるためにシャンプーするのと同じでございます。
きれいに塗装工事仕上げるために、蓄積された汚れや、苔、カビなどなどの塗装に悪影響あるであろう汚れをきれいにする作業でございます。

高圧洗浄というくらいなので、高圧です。
劣化が激しいと、この高圧洗浄の勢いに吹っ飛ばされる塗膜もあったりしますし、腐ってしまった木部や鉄部、サイディングボード（外壁）がぼろっといったりします。（汗）
ここは職人の腕と経験で、やばそうだと思ったら、避けたりします。
洗浄の後に、劣化診断ではわからなかった傷みが発見できたりします。

↑グレーの方がビフォアで白い方がアフターです。
洗浄だけでこんなにきれいになっちゃう場合もあります。

雨樋の内側は、苔や泥が堆積してることが多いのですが、洗浄でこんなにきれいになります。
洗浄の時に、雨樋の詰まりなども水圧できれいにします。
雨樋が詰まっていると、漏水の原因になることがあるからでございます。

高圧洗浄は、洗浄機を使用します。
ジェネレーター（発電機）使うので、多少音が出ます。
足場設置（解体）と洗浄は、塗装工事の工程で、音が出る作業になるので、近隣にお知らせしてご挨拶します。

特に高圧洗浄の日は、霧状ではありますがお水使うので、施主様はもちろんですが、隣接するお家の方にも事前にお知らせして、洗浄の日は洗濯物を干さないようにして頂かないといけません。近隣の方に配慮して欲しいと言う場合は、ブルーシートでガードしながら洗浄したりもできますので、事前にお伝え下さい。
この辺も、職人が見て、屋根に苔が多く付着しているとか、樋の中の堆積物が多いとかの場合、洗浄で泥や苔をまき散らしてしまわないようにして洗浄します。
尚、ご契約の時にお伝えしますが、洗浄の水は施主様のお宅の外水道を使用させて頂くことになります。

洗浄は朝からスタートして、大きかったり、複雑な形状の建物だったりすると、午後３時くらいまでかかります。
早ければ午前中で終わります。

洗浄の日は、私も現場に立ち会うことが多いのですが、屋根を洗浄している写真が多いのは、下にいるとびしょ濡れになるからでございます。（笑）
余談ですが、職人が濡れる屋根の上でも作業できるのは、技もありますが、滑りにくい靴を履いてるからでございます。
ワークマンとかで探すとあります。
最近のワークマンはおしゃれと雑誌やメディアで紹介されてたりしますがほんとです。
私は長靴用の作業靴をワークマンで購入しましたが、普段用に愛用しております。
カーキのハイカットのスニーカーっぽいデザインなので、普通に履いてもフツーです。
雨の日は重宝します。まぢで水入らないんで。

高圧洗浄の日は、お留守でも問題ありません。（工事期間中はずっとお留守でも基本的には問題ありません。プロタイムズは、工事期間中、施主様と担当職人が交換日記しますので、職人からはその日の作業内容や翌日の予定を日記に書いてお伝えしますし、職人に伝えたいことは日記に書いておいて頂ければＯＫだからでございます。）
お願いするのは、「サッシは施錠して、雨戸の鍵は開けておいて下さい。」です。
窓ガラスを洗浄して、雨戸を閉めてまた洗浄するからでございます。
雨戸の鍵を閉められてしまうと、窓ガラスの洗浄ができないからです。
また、サッシは施錠しておいて頂かないと、水圧で開いてしまって、部屋の中に水入ってしまうからでございます。