まさかのここ?雨漏り編
2021年07月17日(土)
関東も昨日梅雨明けしました。
明けた途端、いきなり猛暑です。
去年(2020年)の梅雨は長い割には空梅雨でした。
そして台風上陸もゼロ。
2019年の台風被害で備えていたにもかかわらず、でございます。
でも、昨今の気象状況は予測不可能。
今年は梅雨の期間に熱海の土砂災害で大変な被害が出ております。
まさに備えあれば憂いなしだと思います。
建物は『水』で劣化する
劣化診断のご報告の時に、お客様には詳しくご説明するのですが、建物の劣化の最大の要因は『水』です。
いかに建物に水を入れないか、が劣化させないポイントになると思います。
この雨漏り編では、実際の劣化の症例として挙げていこうと思います。
その第1回目でございます。
これ(写真)の何?どこ?と思いますよね。
まず、これは雨樋でございます。
その雨樋の中の縦樋(たてどい)で、その名の通りたてについてる雨樋のことです。
縦樋を建物に留めている部品が支持金具でございます。
この支持金具の角度が、壁に対して外側に傾いていないと水は建物に流れてしまいます。
支持金具は壁に打ち込まれていますので、そこから建物に水が入ってきてしまうことになります。
支持金具を設置するときに、シーリング(コーキング)剤で穴は埋めますので、当分は問題になることはありません。(コーキングしてないのは問題外ですけど)
角度が悪いまま、長い時間経って、シーリング剤も劣化してしまうと、水はこの支持金具を伝って外壁に侵入してしまうようになってきます。
劣化診断して外壁の「なんでここが?」という箇所が塗膜剥離してたりして、周りを確認したら、この支持金具の角度が悪かった、ということがありました。
プロタイムズ千葉若葉店では、外装劣化診断士による『外装劣化診断』を行っております。(無料)
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